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1 ダイオキシン類とは
2 ダイオキシン類の発生源
3 ダイオキシン類の毒性
4 耐容一日摂取量
ダイオキシン類とは、ポリ塩化ジベンゾーパラージオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)をまとめてダイオキシン類と呼ばれています。各化学構造式上の塩素の付く位置(1~4、6~9)で形が変わるので、PCDDは75種類、PCDFは135種類の仲間が存在します。また、PCBのうち、平面体構造であるコプラナーPCBもダイオキシン類として位置付けられています。
ダイオキシン類は意図的に作られることはありませんが、ごみの焼却による焼却工程、金属精錬の焼却工程、紙等の塩素漂白工程など様々なところで発生しています。
ダイオキシン類はモリモットの急性毒性実験で、感受性が強い値を示しているため、「地上最強の毒性」と言われることがありますが、動物の種類によって影響の差が大きく、人間に対する急性毒性は低いと考えられています。
一方、IARC(WHOの下部組織)では、2,3,7,8-TCDD(四塩化ベンゾフラン)は発ガン性があると評価されているが、動物実験からプロモーター作用であると言われています。我が国の通常の環境レベルではガンに成る程ではないと考えられています。
ダイオキシン類は異性体が多いため、一番毒性の高い2,3,7,8-TCDDを1として、他の化合物の毒性は2,3,7,8-TCDDに換算し、総和を毒性容量(TEQ)として示しています。なお、平成20年4月から新換算係数となっています。
ダイオキシン類を人が一生涯に渡って継続的に摂取したとしても健康に影響を及ぼす恐れが無い一日当たりの摂取量を「耐容一日摂取量」と定められています。
耐容一日摂取量 4[pg-TEQ/人の体重1kg]
耐容一日摂取量は、人が生涯に渡って摂取し続けた場合の環境影響を指標とした値として定められたものです。一時的にこの値を超過する量の暴露を受けたからと言って、健康を損なうものではありません。
上記1、2、3、4で述べたように、ダイオキシン類は意図的に作られることはありませんが、ごみの焼却による焼却工程、金属精錬の焼却工程、紙等の塩素漂白工程など様々なところで発生しています。ダイオキシン類は最も毒性が強い化学物質であるため、その取扱いは厳格・複雑で分かりにくいものとなっています。だからこそ、排出事業者責任に基づき廃棄物適正処理を果たすためには、廃棄物処理(産業廃棄物処理、一般廃棄物処理)の専門家のサポートが不可欠です。
廃棄物処理(産業廃棄物処理、一般廃棄物処理)の専門家である行政書士・富樫眞一は、お客様の廃棄物処理(産業廃棄物処理、一般廃棄物処理)事業に貢献し、事業拡大のサポートができると確信しております。ご用命をお待ちしています。
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