行政書士・富樫眞一事務所|横浜市で廃棄物処理業許可の取得なら旭区にある
行政書士・富樫眞一事務所
スローガン:決して人を傷つけない正義の追求(ハーバード大学マイケル・サンデル教授を支持します!)
〒241-0836 横浜市旭区万騎が原79番地2(相鉄線二俣川駅から徒歩10分)
【原因はダニ】
疥癬の原因はヒゼンダニというダニです。ヒゼンダニが人の体に寄生します。疥癬ににおける発疹やかゆみは、ダニの幼虫や若虫が穴の中に残した脱皮柄や糞に対するアレルギー反応によるといわれています。
【疥癬とノルウェー疥癬】
疥癬には「普通の疥癬」と「ノルウェー疥癬」の2つのタイプがあります。原因は同じで、両方ともヒゼンダニですが、寄生するダニの数が違います。
疥癬は人から人に感染し、感染後、約1か月の潜伏期間をおいて発症します。ノルウェー疥癬患者から感染する場合には約1週間で発症することがあります。ノルウェー疥癬の感染力は非常に強く、ヒゼンダニが付いた落屑によっても感染が起こります。老人ホームの集団発生のほとんどは、このノルウェー疥癬を感染源としています。それゆえ、普通の疥癬への対応は、治療のみでよいのですが、ノルウェー疥癬に対しては、感染者の個別隔離、そして予防着・手袋を着用しての隔離室内での処置、されに殺虫剤の室内散布、リネン類の熱処理などが必要になります。
【疥癬の治療】
治療は、①殺ダニ剤により寄生したヒゼンダニを駆除すること、②かゆみなどの症状を抑えることです。殺ダニ剤はダニを殺すものですので、毒性があることを念頭に慎重に使うべきです。経口薬のイベルメクチンが糞線虫症を対象としたオーファンドラッグとして発売されています。オランダ、フランス、メキシコなどでは公的に疥癬への薬が認められていますが、わが国においては、疥癬は保険適応疾患ではりません。かゆみが強い場合には、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤を使用し、ノルウェー疥癬には、サリチル酸などの角質融解剤を併用すると治療効果があがります。
上記では、老人ホームでの疥癬の発生について説明しました。
薬剤師であり、薬局運営を法的観点からもサポートできる横浜在住の行政書士・富樫眞一は、薬局運営に積極的に参加することで、必ずや、お客様に役立ち、事業拡大のサポートができると確信しております。ご用命をお待ちしています。
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