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インフルエンザ

 

【予防・治療面で大きな変革】

最近では、予防のためにインフルエンザワクチンの接種を希望する人が多くなり、ウイルスに対する抵抗力をつけることの重要性が国民の間に浸透してきています。またインフルエンザを発症してもインフルエンザウイルスを直接ターゲットにする抗ウイルス薬が登場し、確実な効果を発揮しています。

【抗インフルエンザウイルス薬】

インフルエンザの治療に変化が現れたのは、抗ウイルス薬の臨床使用が可能になった1998年頃です。インフルエンザウイルスA型に適応が認められたアマンタジンが先鞭をつけた。2001年にはA型にもB型にも適応を持つノイラミニダーゼ阻害薬のリレンザとタミフルが認可され、薬価収載され、治療面での変化を一層進めることとなりました。

ノイラミニダーゼ阻害薬の利点はアマンタジンに比べて、①A型、B型両方に有効、②耐性ウイルスの出現頻度が低い、③重い副作用もほとんどないという3点です。

【リレンザ】

吸入剤ですが、15歳以上を対象に承認され、1回2吸入、1日2回、5日間吸入します。発病後36~48時間以内に吸入を始めることが大切です。ほとんど体内に吸入されないので腎機能低下の患者や、既に数々の薬剤を常用して副作用や相互作用が懸念される患者さんに適していると言われています。

【タミフル】

成人、体重37.5㎏以上の小児には、1回1カプセルを1日2回5日間内服します。1歳以上を対象にした小児用ドライシロップ剤は1回2mg/kg、1日2回5日間投与します。有効な結果を得るためには発病早期に服用を開始することが必要です。

副作用には悪心、嘔吐、下痢などが見られますが、食事とともに内服すると軽減されます。小児では嘔吐、下痢などが5%程度に認められましたが、症状も軽く投与を中止した例はなかったという専門医の報告があります。

【抗インフルエンザウイルス薬の服薬指導】

この薬剤の服薬指導のポイントは、有効な治療結果を得るために、また、周りの人たちへの二次感染を防ぐために①発病早期に服用を始め、②症状が改善しても5日間は服用を続けることです。また、小児患者では、服用時の苦味を感じないようにする方法を指導することも大切です。

まとめ

上記では、インフルエンザについて説明しました。

薬剤師であり、薬局運営を法的観点からもサポートできる横浜在住の行政書士・富樫眞一は、薬局運営に積極的に参加することで、必ずや、お客様に役立ち、事業拡大のサポートができると確信しております。ご用命をお待ちしています。

次のお役立ち情報は、「花粉症」です。是非ご覧ください。

 

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