【横浜】行政書士と司法書士の違いとは？
産業廃棄物処理業許可・薬局開設許可なら

開業や相続、協議など、人生で発生する様々な出来事では書類の作成や提出、申請が必要となることが少なくありません。このような書類作成では一定の方式に則り、提出や申請の方法などにも注意することが大切です。

しかし、これら一連の手続きは専門知識を持たない人が自力で行うのは簡単ではありません。行政書士と司法書士はこのようなケースで依頼者をサポートする立場となりますが、それぞれが行える業務にははっきりとした違いがあります。

◇行政書士の業務内容

行政書士が行える業務の範囲は非常に広く、簡単にまとめると「官公庁へ提出する書類の作成とその提出」と定義することができます。この対象となる書類の一例には以下のようなものがあります。

・各種許認可を取得するための書類

薬局開設許可や産業廃棄物処理業許可などを取得するためには書類の作成と提出が不可欠となります。行政書士はこのような許認可取得を目的とした書類の作成・提出を代行することができます。

・契約書

賃借や贈与、売買、委任などの取引を行う際に必要な各種契約書の作成も行政書士が行うことのできる業務です。

・遺言書

行政書士は遺言書の作成を代行することもできます。有効な遺言書を作成するには記載内容などに気をつける必要があり、行政書士はそのアドバイスなどをすることもできるのです。

◇司法書士の業務内容

司法書士もまた行政書士と同様に、上述した多種多様の書類を作成できます。一方で司法書士ならではの業務もあり、その一例には以下のようなものがあります。

・登記

司法書士の主な業務の一つが登記です。対象となるのは不動産や会社などの広範な登記で、それに伴う書類の作成なども一任することが可能です。

・簡易裁判における弁護

専門の研修を受けることが条件とはなりますが、司法書士は簡易裁判所における請求額が140万円以下の民事裁判で依頼者の弁護を行うことも可能です。